平成27年度の記録

平成27年度行事記事

平成27年度卒業式

本日、郡山第五中学校長様、大島地区町内会会長様、太田看護専門学校副校長様をはじめ、今年度も交流及び共同学習などでご支援ご協力をいただいた近隣の関係施設長様、地域の方々のご臨席をいただき、卒業式を行い、中学部4名の卒業生が郡山分校を巣立ちました。

 卒業生は一人一人、校長の前へ進み、卒業証書が授与されました。その姿は実に立派で、堂々として、成長を感じるものでした。見守る保護者の方々は感慨深く、目頭を熱くされ、ハンカチを当てる場面もありました。

 校長式辞、PTA会長様、学校評議員様の来賓祝辞と続き、卒業の門出にエールを送られたあと、在校生代表の送辞では、卒業生一人一人との印象深い思い出とともに、先輩の足跡を引き継ぐ決意を込め、学舎を旅立つ卒業生への贈る言葉を述べました。

 それに対し、卒業生の答辞では、3年間の思い出が一人一人の言葉で語られ、保護者や教職員への感謝とともに、新たな旅立ちへの決意の言葉が述べられました。

 4名の卒業生は参列者全員に見送られ、郡山分校を巣立っていきました。彼らのさらなる成長と活躍を郡山分校の全員で願っています。

 これまで郡山分校の児童生徒、そして教育活動に、各方面からお力添えをいただきました関係者の皆様に心より御礼申し上げます。

 次年度も引き続き、変わらぬご支援ご協力をいただきますようお願いいたします。

第3回国語科交流学習

 郡山分校では、地域で書道教室を主宰されている栁沼愑様を講師にお迎えし、年間4回習字のご指導をいただいております。
 今回は「第60回記念福島県書きぞめ展」に向けて、制作に取り組みました。また、郡山市立郡山第五中学校のさくらぎ学級の生徒も一緒に書きぞめに挑戦しました。半紙よりも長い紙に書くことや、3~4字と課題の字数も多い書きぞめは難しく感じる部分もあったようですが、栁沼先生にアドバイスをいただきながら自分なりに課題の字に向き合い、一筆一筆をていねいに、集中して書こうとする様子が見られました。
 4回目となる次回は、清書に取り組みます。今回の練習を生かして、のびのびと制作に取り組んでいけたらと思います。

第2回避難訓練

 火災を想定した第2回避難訓練を実施しました。
 郡山消防署レスキュー隊の4名の方からご指導をいただき、火災時の避難と、消火器の使い方について学習しました。消火器の使い方では、水が入った消火器を使い、火元(カラーコーン)に噴射する訓練を、全児童生徒及び教職員が体験しました。訓練後、レスキュー車両を見学しました。たくさんの救助装備がどのように使われるのか、隊員の方の説明をお聞きしながら、人の命を助ける消防士という職業の尊さに感動するとともに、人の死や危険と隣り合わせにある大変さをみんなでかみしめました。隊員の皆様、お忙しい中ありがとうございました。また、避難場所及び消火器使用訓練に園庭をお貸しくださった桔梗保育園様と、本訓練にご理解・ご協力いただきました近隣の皆様に心より感謝申し上げます。

    
   

第二回国語科交流学習

 第二回国語科交流学習を実施しました。
 今回も地域で書道教室を主宰されている栁沼愑様を講師にお迎えし、わかば祭の作品展示に向けて、個人で取り組む作品の制作と、わかば祭のテーマ幕の共同制作について御指導をいただきました。
 人数が少ない中での活動でしたが、その分一人一人に細やかなアドバイスをいただくことができ、短い時間で上達していく様子が見られました。また、わかば祭のテーマ幕を共同で制作するのは今回初めての試みでしたが、絵の具で文字を彩る活動をこれまでの共同制作で経験豊富な中学3年生が下級生をリードしてくれたことで、下級生も「こんなイラストを描いてみよう。」「あの場所にオレンジ色が欲しいな。」など自分なりの工夫をしながら取り組むことができました。
 いつも大変お忙しい中お越しいただき、優しく丁寧に御指導してくださる栁沼様に心から感謝申し上げます。
 わかば祭当日は、個人の作品は作品展示コーナーに、共同で制作したテーマ幕はステージ中央に掲示する予定です。お越しの際には、児童生徒渾身の力作をぜひご覧ください。

ノンバーバルコミュニケーションワークショップ

 日産労連NPOセンター「ゆうらいふ21」、公益財団法人国際障害者年記念ナイスハート基金の主催で、「ノンバーバルコミュニケーションワークショップinふくしま」が開催されました。
 ファシリテーターとして、office風の器主宰・俳優・演出家の庄崎隆志さんと、漫談家・介護福祉士・NPO法人笑顔工場理事長・手話通訳者のメイミさんにご出演いただきました。お二人共さまざまな場でご活躍されており、日産労連のボランティアの皆様と一緒に、会場が笑顔いっぱいになるよう盛り上げてくださいました。
 ノンバーバルコミュニケーションとは、ジェスチャーなどの言葉によらない人とのやりとりのことを意味しています。今回は相手の動きを真似する「ミラーリング」という手法が用いられ、会話でのやりとりがなくても表現や伝え方を工夫することで、互いの意思を伝え合うことができるということを会場にいた全員で共有し、普段とは一味違ったやりとりを楽しむことができました。